「建築材料アドバイザー 生コンクリート編」セミナー開催報告

東京セメント建材協同組合が主催する「建築材料アドバイザー・生コンクリート編」セミナーが3月17日(日)開催された。

東京の組合員をはじめ、神奈川、埼玉の組合員計37名の受講者で会場は満席と盛況だった。

 

東京セメント建材協同組合 杉本理事長より

「建築材料アドバイザー・生コンクリート編」も5年目(5回目)の開催となった。業界の低迷やコンプライアンス等、社会環境の厳しい変化に対応し、生コンクリートに関する基本的な知識と適正な生コンクリートの受発注業務が行える“建材店のスキルアップ”を目的として、多くの組合員の皆様に「建築材料アドバイザー 生コンクリート編」資格を付与してきた。本日受講の皆さまには、楽しく学習し資格認定を得られるよう頑張って下さい。

という激励の挨拶でスタートした。

 

講義は、

1部:コンクリートの基礎技術(講師:新東産業㈱ 仲田昌弘)

2部:コンクリートの受発注に関する知識及び信頼される建築材料販売者になるための知識(講師:石川生コン㈱専務取締役 古谷憲一郎氏(当組合生コンクリート部会 技術部会長)

とで構成され、「建材店のための生コンクリートテキスト」東京セメント建材協同組合著を教材として行われた。

1部:仲田

2部:古谷講師

午後は資格認定試験を実施、試験終了後に解答・解説があり、セミナーは終了した。

資格認定試験風景

閉会挨拶:中島生コンクリート部会長

閉会にあたり、東京セメント建材協同組合 中島浩司生コンクリート部会長(中島商事(有) 専務取締役)より

3月20日にJIS A 5308「レディーミクストコンクリート」の改正が予定されています。今セミナーは従来の規格に対応した内容で学習しました。新JISへの移行は、改正告知後6ヶ月の猶予期間があります。当組合 生コンクリート部会では、「JIS改正のポイントのセミナー」を7月に計画しています。皆様のご参加をお待ちします。

との案内があり、本日の受講者に健闘を労う言葉で閉会となった。

 

 

 

 

 

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