ドイツbauma2025②
カーボンニュートラル
日本では2020年10月、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
「排出を全体としてゼロ」というのは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」※から、植林、森林管理などによる「吸収量」※ を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。
※ここでの温室効果ガスの「排出量」「吸収量」とは、いずれも人為的なものを指します。
2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略 (METI/経済産業省)
bauma2025の中でも出展企業が大事にしていたのがカーボンニュートラルに対する企業としての対策である。
エンジンから電気へ、二酸化炭素吸着、吸収など
プレキャスト、生コン業界では二酸化炭素を非常に排出してる業界(セメント産業)なので特に気にすべきことではないかと考えます。
KRAFT CURING社 蒸気養生システム



蒸気発生器は最小限のスペースで、プロパンまたは天然ガスを使用して低圧で動作します。
また発生器のサイズが小さい為、設置場所に困らない
実演!!


起動から1分で蒸気発生
ボイラーであれば暖気運転必要だが、直火式蒸気発生器の為、運用コストを40%から60%削減
VAPOR MINI(直火式蒸気発生器)によって二酸化炭素が発生→即脱製品の蒸気養生の際に二酸化炭素を投入させることが可能です。
また二酸化炭素を吸着させることはカーボンニュートラルに向けた取り組みにもなり、品質の向上へと繋がります。
通常の製品はコンクリート中の水酸化カルシウムと大気中の二酸化炭素と反応してエフロレッセンスの主成分とである炭酸カルシウムが形成されます。
硬化過程で二酸化炭素を投入すると炭酸カルシウムが先に形成されるため、コンクリート内に水が吸収されるのを防ぐとともに、製品から水が結露するのを防ぎます。
コンクリート製品の内外に水が浸透しなければ、エフロレッセンスは起こらないので品質向上へと繋がります。

製品に対する熱、二酸化炭素濃度など確認できるテストキューブ


熱、湿度、二酸化炭素全てを管理できる養生装置
中々見れない展示会での実演!詳しい説明など感謝致します。
KRAFT CURING社とは提携企業である為、KRAFT CURING社製品、蒸気養生、コンクリートブロック
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新東産業株式会社